ひのき家具に関するご注意

26166-2この度は、えこふ市場の製品にご関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。

このページでは、えこふ市場のひのき家具をお買い求めになる前に、
必ずご確認していただきたい注意点についてご説明しています。

 

高知県産ひのき家具です。

四万十川のひのき

作り手の宮崎聖さん

【作り手の宮崎聖さん】

「えこふ市場」のひのき家具は、開店当初、高知県四万十市で伐採されたひのきの端材で製作しておりました。しかし、現在は予想を上回るご注文をいただいているおかげで、四万十市のひのきでは数が足りず、高知県全体のひのきの端材で製作しております。

このように、少しずつ利用する端材の地域が増えることで、私たちが目指す森林保護と維持が実現します。皆様の温かいご支援を本当にありがとうございます。

主な作り手は、四万十生まれ四万十育ちの「宮崎聖」さんと、東京農業大学で森林について研究し、東京から四万十に移住した「秋山梢」さんです。ふたりとも、林業や観光業などをしながら、ひのき家具を製作しています。

自身で山や川に入っている経験を活かし、責任をもって環境に優しいひのき家具をご提供しています。「えこふ市場」のひのき家具を購入すると、購入した方も四万十の森林保全に間接的に貢献することができます。

※秋山梢さんは現在独立され、リバーガイドと林業を生業とされています。

 

えこふ市場のひのき家具が安い理由

えこふ市場のひのき家具は、すべて端材を再利用しています。

えこふ市場のひのき家具は、他社のひのき家具と比べると圧倒的低価格となっています。

これは非営利団体として、

「環境に良いものは高い → 安いものを買う → 気づかずに地球環境を破壊する」

という悪循環を断ち切るため、環境に優しくて安価な家具の利用を促進するという使命を果たすためです。

そのために下記のような工夫をすることで、圧倒的低価格のひのき家具の販売を実現しています。


1,端材の利用

26162えこふ市場の ひのき家具は、角材を作った際に余る「端材」で制作されています。通常は破棄されてしまう端材を活用することで、材料費を徹底的に削減しています。

また、できるだけ端材をそのまま使って組み立てることで、加工の手間を削減するとともに、端材を最大限有効活用できるように工夫しています。

もちろん、実際に材として使用されるものから切り出されたものなので、極端に材の質が劣ることはありません。

ただし、 節や節穴があったり、サイズに若干の誤差が生じることもあります。しかし、それこそが端材商品にしか実現できない「味」です。

また、端材の在庫状況によって異なる材を使うことがあるため、実際の商品と見た目が若干異なることもございますがサイズは同じです。


2,端材を適材適所に利用

さらに、その端材も無駄のないように利用しています。たとえば、表側にはきれいな端材を使い、目立ちにくい場所には節の多い端材を使うなどの工夫です。

ひのき家具の注意事項|見た目の悪い端材は目立たない場所に利用しています。


3,シンプルな加工

加工も必要最低限の加工にとどめており、主にタッカーで加工しています。タッカーで組み立てられたひのき家具を見ると不安に思うかもしれません。

しかし、厚さ10mmの板を効率的に、かつ最低限の安全性を保って加工するための試行錯誤を繰り返した末、たどり着いたのがタッカー加工でした。

さらに、えこふ市場のひのき家具はすべて、製作者が実際に利用し、使いやすさと安全性を確認してから商品化をしております。

通常のご利用方法であれば、タッカー加工でも十分な強度を保てますのでご安心ください。ただし、厚みのある他社製の商品よりは強度が劣りますので、ご使用にはご注意ください。

ひのき家具の注意事項


4,ひのき家具の通信販売

えこふ市場には実店舗がありません。毎日使うひのき家具は、できれば実際にご覧になりたいと思うかもしれません。

しかし、あえてネットでのみ販売し実店舗を持たないことで固定費を削減しています。

また、えこふ市場のひのき家具は、お客様がイメージしやすいシンプルなデザインになるよう工夫しています。

 

ひのき家具は生きています

えこふ市場のひのき家具は生きています

えこふ市場のひのき家具は、塗装を一切施していない無垢のひのき家具です。そのため、湿度や経年変化によりサイズが変化することがございます。ご使用にあたって、主に下記のことにご注意ください。


1,木は自然のもの

木は、空気が湿っている時は湿気を吸い込み、乾燥している時は湿気を出してくれています。このため、ひのき家具をご利用される場所や、 経年変化などにより製品に小さな割れや、 反り、隙間などができてしまうことがあります。

しかし、それは木が生きている証拠です。また、木工製品ならではの「味」としてもお楽しみください。


2,直射日光やエアコンは苦手

直射日光は、ひのき家具の変色の原因、エアコンは急激な乾燥による割れなどの原因となります。ひのき家具を長くお使いになるためには、ひのき家具が直射日光や急激な乾燥にさらされないようご注意ください。

ひのき家具が日焼けした状態

*左が日焼けした状態で、右側が新品の状態


3,お手入れ方法

ひのき家具についた軽い汚れは、紙やすり(180~320番の紙やすり) でこすると綺麗になります。こすると香りも増しますので、定期的にひのき家具を紙やすりでこすることを推奨しております。


4,屋外での使用について

えこふ市場のひのき家具は、無垢のひのきで組み立てられています。そのため屋外で使用されますと、日射や雨水等の影響を受け、ひのき家具が劣化しやすくなります。

屋外で使用されます場合は、オイルステイン等を塗装し、ひのき家具を保護されることを推奨しております。


5,香りについて

届いたばかりのひのき家具は、ひのきの香りがとても強く感じますが、時間の経過とともに、ひのきの香りは弱くなっていきます。

香りをふたたび強くしたい場合には。「3,お手入れ方法」にある通り、紙やすりでこすってください。

 

ひのき家具の豆知識

illust-001ご存知のとおり、ひのきには素敵な香り(ひのきオイル)があります。

特に四万十ひのきは、この成分が多いのが 特徴と言われており、他の産地のひのきよりも香りが強いそうです。(※科学的な検証結果ではございません。)

まれに油のようなものが出てくるのはこのためですが、ご使用には差し支えございません。

また、木は湿気等で変化するため、どうしても正確ではないものです。折りたたみテーブルやベンチなど、組み立てる際の滑りや動きが悪くなったら、ロウソクなどでロウを塗ってください。滑りが良くなりま す。

 

説明書をダウンロードできます

えこふ市場のひのき家具のパンフレットひのき家具の注意点やお手入れ方法を簡単に記したA4の説明書をダウンロードできます。

コチラをクリックしてご覧になったり、印刷してご利用ください。

 

◎その他、ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。